あるべき論にゆる~く近づく健康生活

ものぐさ初老による健康生活への挑戦記録

「自然薯(じねんじょ)」と山芋って、なにが違うの?

新型コロナ禍が落ち着いてきたようなので、食べたことのない旬の野菜を探しに千葉まで遠征してきました。色づいた木々を楽しみながら車を走らせていると、道沿いに「自然薯」の看板が!

最初はそれほど気にしていなかったのですが、けっこうな頻度で出てくるので気になりはじめ… 販売所を見つけた途端、車を停めていました。でも、自然薯って高いんだよな~と思って値札を見てみたら、

↓↓↓こんな立派な自然薯が、たったの1,000円!!
その安さに迷わず購入。自然薯を安く手に入れられたので、他の野菜探しはやめて、紅葉を楽しんで帰ることに。その帰りの車の中で長男が、

 「自然薯と山芋って何が違うの?」

たしかに、何が違うんだろう?? 同じような見た目のものを、「自然薯」とか、「山芋」とか、「長芋」とか言うなぁ… 家に帰ってから図鑑などで調べてみました。

◆自然薯と山芋の違い
先日のブログでも、旬の根菜として「ヤマノイモ」をご紹介しました。

調べてみたら、この「ヤマノイモ」と「山芋(やまいも)」は同じものを指すそうです。本によっては、“山芋”の読み方を「ヤマノイモ」としているものも。ただし、「ヤマノイモ」とか、「山芋」とかいう名前の芋は存在しません。とういうのも、「ヤマノイモ」というのはヤマノイモ科に属する芋の総称だから。で、このヤマノイモ科に属する芋ひとつが自然薯なんです。つまり、自然薯と山芋は同じモノとも言えます。

◆ヤマノイモ(山芋)と呼ばれる芋たち
ヤマノイモ(山芋)と呼ばれる芋には以下のようなモノがあります。

 ① 自然薯
 ② 長芋
 ③ つくね芋
 ④ いちょう芋

それぞれの特徴を見ていきましょう。

① 自然薯
日本原産の野生種。粘りがとても強く、うま味も濃い。

②長芋
中国が原産の外来種。水分が多く、粘りが少ない。ヤマノイモの中ではいちばん多く流通している。


③つくね芋
丸い形で、表面がゴツゴツしている。粘りが非常に強い。関西では大和芋とも呼ばれている。


④いちょう芋
イチョウの葉のようなカタチ。水分が少なく、粘りが強い。関東では大和芋とも呼ばれている。

関西ではつくね芋を、関東ではいちょう芋を大和芋と呼ぶ。ややこしいですね。

◆生で食べられる唯一の芋
通常、芋の主成分であるデンプンは、そのままでは消化しにくいので加熱が必要。しかし、ヤマノイモと呼ばれる芋にはデンプン分解酵素のアミラーゼが豊富に含まれているので、加熱しなくてもきちんと消化されます。だから、刻んでそのまま食べたり、すってトロロにして食べたりすることができるというわけ。

芋の中で生で食べることができるのは、ヤマノイモと呼ばれる芋だけだそうです。活性酸素を無害化するカタラーゼという酵素も豊富に含まれているので、妻の乳がん再発予防にも良さそう。

長男の疑問を発端として、自然薯がどういうものなのかを知ることができました。これからも、ちょっとした疑問を抱いたら、すぐに調べてブログに書きたいと思います。

それではまた。

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